妊活ブームと生殖心理カウンセラーの関わり方

妊活という言葉を聞いたことがありますか?
妊娠を希望する夫婦やカップルが、妊娠に向けて取り組む活動を総称して呼びます。
近年、不妊に悩む夫婦やカップルは決して少なくありません。妊活には、様々な負担が伴います。不妊治療そのものも辛く大変なものですし、その治療にかかる費用もかなりの金額になります。
また、それだけではなく、周囲の人たちからの「子どもはまだ?」というプレッシャーや先の見えない治療に対する不安など、身体的負担や経済的負担に加えて、心理的負担もとても大きなものになります。
そんな夫婦やカップルの生殖心理の負担を軽減するよう働きかけるのが、生殖心理カウンセラーです。
先にも述べたように、妊活中は様々な負担が伴います。そんな夫婦やカップルの生殖心理に寄り添い、様々な相談に乗ることで、心理的負担を軽減することができます。
不妊治療や生殖医療を専門にする病院やクリニックでは、この生殖心理カウンセラーを置くところが増えてきています。
妊活という言葉を盛んに耳にするようになった現代において、今後需要が伸びていく職業であると言えるでしょう。
この生殖心理カウンセラーの資格を取得するためには、日本生殖医療心理カウンセリング学会が開催している生殖心理カウンセラー養成講座を受講する必要があります。この講座は、生殖や不妊の問題にかかわる心理カウンセリングのスペシャリストを養成することが目的であり、ASRM-MHPGやESHREガイドラインに準ずるレベルの人材を育成することを目的として開催されています。カウンセリングの基本的な知識とスキルがすでに身についている人を対象としているので、ご注意ください。
講座は、カリキュラムにそって、年に数回実施される講座を受講しなければなりません。主な内容としては、基礎生殖医学や生殖・不妊の心理学、生殖心理カウンセリング演習があります。
不妊に悩む夫婦やカップルの心に寄り添い、辛い妊活をサポートするこの仕事は、大変やり甲斐のある仕事であると言えます。